Budo World

武道研究の動向

武道のスポーツ化言説とその系譜: 近代日本の武道概念史 中嶋哲也(茨城大学)

武道研究最前線シリーズ⑥ 武道のスポーツ化言説とその系譜: 近代日本の武道概念史   中嶋哲也(茨城大学)  これまでの近代を対象としてきた武道史研究者は、明治以降に武道は競技化することでスポーツ化していったと指摘してい…

剣道の正面打突における打突と踏み込みの時間差に着目した新たな指導法に関する研究 竹中健太郎(鹿屋体育大学)

武道研究最前線シリーズ⑤ 剣道の正面打突における打突と踏み込みの時間差に着目した新たな指導法に関する研究 竹中 健太郎(鹿屋体育大学)  本論文では,剣道の正面打突における打突と踏み込みの時間差に着目し,剣道初心者ならび…

直心影流に関する研究 軽米克尊(天理大学)

武道研究最前線シリーズ④ 直心影流に関する研究 軽米 克尊(天理大学)  本研究の目的は、近世中期に興った剣術流派である直心影流の伝承の様相を解明することである。上記の目的を達成するために、①「成立過程」(直心影流がどの…

剣道の正面打撃動作に関する研究 ―腰の移動に着目して― 大野達哉(順天堂大学)

武道研究最前線シリーズ③ 剣道の正面打撃動作に関する研究 ―腰の移動に着目して― 大野 達哉(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科)・中村 充(順天堂大学大学院)・中野 雅貴(順天堂大学)・廣瀬 伸良(順天堂大学大学院…

武道史における神授の思想について 酒井利信(筑波大学)

  武道研究最前線シリーズ② 武道史における神授の思想について 酒井 利信(筑波大学)  武道学における思想研究において、心身関係論に関する研究が多くなされてきたが、これらの先行研究では近世武芸の心身関係論には禅の影響が…

剣道競技者の脳内情報処理過程に関する研究 川井良介(日本大学)

武道研究最前線シリーズ① 剣道競技者の脳内情報処理過程に関する研究:剣道を模したS1-S2選択反応課題時のP300に着目して 川井 良介(筑波大学大学院)・香田 郡秀(筑波大学)・鍋山 隆弘(筑波大学)・有田 祐二(筑波…