Budo World

中嶋哲也『近代日本の武道論』国書刊行会

中嶋哲也『近代日本の武道論』国書刊行会

武道はいかに語られてきたか
「術」から「道」という考えが誕生した明治期、「スポーツ化」という言説が登場した大正期、さらには古武道の「発見」まで――。膨大な資料を緻密に検証し、近代の言説空間のなかでゆらぎ変容する「武道」と「スポーツ」の関係を明らかにする。武道論を一新する大著の誕生。