Budo World

第2回 武道ワールド・セミナー

第2回 武道ワールド・セミナー
日 時:平成29年5月28日(日) 10:00
場 所:筑波大学体育系棟 B510

プログラム
空手道の教育的特性と試合化に関する研究  キム・ユリヤ(筑波大学大学院)
武道における教育効果としての心の成長に関する調査研究 大石純子(筑波大学)
ニュージーランドのスポーツの捉え方と剣道」 齋藤 実(専修大学) 

ニュージーランドはスポーツ強豪国として知られている。全人口500万人未満の国であるのにもかかわらず、オリンピックにおいては世界トップのメダル獲得率を誇り、ラグビーの代表チームであるオールブラックスはワールドカップで最多優勝を飾っている。さらに国民のスポーツ参加率は日本の約2倍であり、日々スポーツに興じる姿を多く見ることができる。ニュージーランドにおいてスポーツが広く市民の生活に浸透している背景は、いかなるものだろうか。その一方、ニュージーランドは剣道においても力を発揮しており、世界剣道選手権大会では第15回大会でベスト8、第16回大会ではベスト16と好成績を納めている。2015年4月から2016年3月まで滞在した際に行ったニュージーランドにおける調査から、そのスポーツと剣道の捉え方について報告し、世界各国の滞在経験を有する参加者の方々との意見交換をさせていただきたい。

参加者
酒井利信、大石純子、有田祐二、齊藤実、大野達哉、キム・ユリヤ、佐々木千鶴、坂本育美、堀川峻、乗田美紀、塚本大樹、ピンテール・ペーテル、田嶋結、阿部智美