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武道学の原点 ー 中林信二先生の武道論① 日本古武道における身体論

武道学の原点 - 中林信二先生の武道論①

武道が学問の対象となり本格的に研究されるようになって半世紀を経ようとしているが、その草創期において重要な役割を果たしたのが中林信二先生である。志半ばで若くしてお亡くなりになられたが、短い期間に成されたお仕事は素晴らしく、30年以上たった今でも決して色あせることなく、行間を読めば読むほどに含蓄があり、我々に多くのことを問いかけてくれる。中林先生の研究業績は『武道のすすめ』や『武道論考』としてご逝去の後にまとめられたが、特に後者については出版されることもなく、一般的には読まれる機会は少ない。武道ワールド・プロジェクトでは、「武道学の原点―中林信二先生の武道論」シリーズを一つの企画としてスタートさせ、貴重な論考を少しずつ発信しいきたい。

日本古武道における身体論

(中林信二『武道論考』中林信二先生遺作集刊行会(1988)より抜粋)

中林先生「日本古武道における身体論」PDF